鬼隠し編 プチ考察3
以下ネタバレあり。ただし反転してないので注意。
前回は『仮説 : オヤシロさま犯人説』だったから、今日は人間犯人説の新しい仮説をいくつか。
もちろん全部棄却に結びつける予定。
……あくまで予定^^;
最初はこの仮説。
仮説 : 大石犯人説
多分、人間犯人説側の意見では1番多かったんじゃないかな?
ぃゃ、まったく根拠のない予想だけどさ^^;
予想ってかむしろ希望かな?
レナ達が犯人なんてイヤだ、犯人ならコイツでいいじゃん、みたいな。
- 【仮説肯定論】
- 最終章、話の進行がなぜか大石視点。
- TIPSを除けば、圭一視点じゃないのは(確か)ここだけ。
- 真実を捻じ曲げて読者(プレイヤー)に伝えている可能性はないだろうか。
- 例えば、電話の圭一の言葉を故意に聴き間違えたりとか。
- 時計裏のメモの第1発見者(だった記憶……違ったかも;)。
- 破られた3行や注射器を処分できるとしたらコイツ。
- 圭一に恐怖を植え付けた最重要人物。
- コイツが現れなきゃ、あんな悲劇は起こらなかった……ハズ。
- そういう意味では、『圭一を殺したのは大石』もあながち間違いではない気がする。
- コイツが現れなきゃ、あんな悲劇は起こらなかった……ハズ。
- 大石が刑事であるという確証が、実は示されていない(確か)。
- コイツが直接『刑事です』とか言ったわけではないし、警察手帳を見せたわけでもない。
- 昭和58年の法律なんて当然知らないけど、今の法律では尋ねられたら氏名・所属部署などを偽りなく答える義務があるらしい。
- 刑事ですかと圭一が尋ねたかどうかは忘れたけど、本当に自分を信頼させるつもりがあるなら警察手帳くらいは見せるはず。
- 確か最終章の最初、園崎両議員が『ここ(最終章で大石がいた場所、どこかは不明)』から出ていくシーンがあった。
- もし大石が刑事なら、『ここ』=警察署のハズ。とすると、なぜ両議員が警察署にいるのか謎。
- もし大石が刑事でないなら、『ここ』がどこかは不明。でも『署長』(と呼ばれてた人)が両議員に頭を下げてた記憶だから、やっぱり警察署? だとすると、今度はなぜ大石が警察署にいるのか謎。しかも電話普通にとってるし。超謎。
- 市外のレストランで、飲み忘れていた圭一に『風邪薬』を飲ませた。
- 一見親切な行動にも見えるけど、確か圭一が薬を持ってることを大石は知らないはずじゃ……?
- 記憶が正しければ、大石の携帯に電話が入ったから席を外して、戻ってきて一息ついたタイミングだった。なんとなく怪しい。
- 電話の相手によっては、複数犯の可能性がある……? だとすると怪しいのは薬を処方した入江医師かな?
- 余談だけど、昭和58年に携帯なんてあったっけ?; それとも単に記憶違い??^^;;
- もしかしたらプラシーボ効果とかも関係あるかも……?
- 【仮説否定論】
- >最終章、話の進行がなぜか大石視点。
- →それは単に読者(プレイヤー)に謎を残すため。
- ここも圭一視点にしてしまうと犯人が分かっちゃうし、それを無理矢理隠そうとするとかなり不自然な文になるからだと予想。
- 大石が選ばれたのは、立ち絵があるキャラで生きてるのが他に沙都子と梨花しかいなかったから(多分)。
- →それは単に読者(プレイヤー)に謎を残すため。
- >破られた3行や注射器を処分できるとしたらコイツ。
- →そんなことをするメリットがない。
- 大石が犯人だとするなら、レナや魅音を犯人に仕立て上げられるチャンスを生かさないハズがない。
- →そんなことをするメリットがない。
- >圭一に恐怖を植え付けた最重要人物。
- →これはストーリー進行のために誰かがやらなければいけない役なんだろうな。要するにはまり役?
- >大石が刑事であるという確証が、実は示されていない(確か)。
- →記憶違いじゃない?(
- >市外のレストランで、飲み忘れていた圭一に『風邪薬』を飲ませた。
- →記憶ちg(ry
- 圭一から最初で最後の電話がかかってきた時、大石は後輩(?)と麻雀していた。
- いくら小さい村で人が少なく事件も少ないからって、警察が勤務中に麻雀なんてありなのか? 昭和58年ってそういう時代だったのか?
- 背景絵にだまされちゃいけない(
- 警察署に見えなくもない背景だったけど、実はこれは読者(プレイヤー)をまどわすための作者の巧妙な罠。
- ……なわけないか^^;;
- 警察署に見えなくもない背景だったけど、実はこれは読者(プレイヤー)をまどわすための作者の巧妙な罠。
ぅーんダメだ、棄却したいのにまともな反論ができてない;;
こりゃもしかしてひょっとするとホントに犯人コイツか?
ぃゃ、多分波ピカが大事なところを見落としてるか忘れてるだけだよね。……よね?
ということで、無事棄却完了(
大石は犯人じゃありませんでした、めでたしめでたし^^;;
次の仮説はこれ。
仮説 : (圭一の)両親犯人説
出番はかなり少なかったけど、父親に至っては(確か)一言もセリフなしだったけど、実は結構怪しい要素があったりなかったり……
- 【仮説肯定論】
- 時計の裏のことを正式に知ってる唯一(2人だけど^^;)の人物。
- 圭一が寝たあと時計を確認、メモを読んで犯人が自分達だとばれたと思い口封じした。
- その場合、東京(関東だっけ?)に行ったってのは多分ウソ。
- 圭一が寝たあと時計を確認、メモを読んで犯人が自分達だとばれたと思い口封じした。
- 家がムダに大きく、圭一ですら立入禁止の場所がある。
- 立入禁止の倉庫の隠し怪談を降りたら鬼隠しにあった5人が囚われてたりして;
- 綿流し当日、朝から夜まで圭一は父親の姿を1度も見ていない。
- 実は大掛かりな犯行でもしてたとか?
- 風邪で休んだ翌日、圭一をほぼ無理矢理学校に追い出した。
- 何か圭一が家にいたらまずいことでもあったのかな?
- あるはずの小さな裁縫針(のようなもの)が消えたのは何か関係あるのかな?
- 余談だけど、この針(のようなもの)のことを1度も『針』と断定しなかったのは何か深い意味があるのかな?
- 何か圭一が家にいたらまずいことでもあったのかな?
- 【仮説否定論】
- 上記肯定論はどれも推測でしかなく、決定的とはいえない。
- 最も決定的な問題は、もう2週間たつからかなり忘れてることだったり;;
- 前原家が雛見沢に来たのは今年が初めてのはず。
- なので、4年前の件の犯人にはなりえない。
- それぞれの事件の犯人が毎年違うとしたら別だけど……それだと相当難問になるよね; 1%の理由はこれか?^^;
- なので、4年前の件の犯人にはなりえない。
怪しいと思うことはカンタンだけど、弁護するのって結構難しいんだよね。
日常から異常を探すのと、日常から改めて日常を探すのとでは大違いだよ。
というわけで棄却意見がちっとも出てこない;;
さて、この仮説で最後にしよう(多分)。
仮説 : レナ(魅音)犯人説
おそらくほとんどの人がわずかに疑い、すぐさま否定したと思われる仮説。
だってレナ達が犯人だなんて認めたくないでしょ?
だから、人間犯人説の中ではかなりマイナーだったんじゃないかな、と勝手に予想。
- 【仮説肯定論】
- 時計の裏のメモの破られた3行と注射器の謎を1番うまく説明できるのがこの仮説。
- 仮説が正しいなら、処分する理由は充分にある。
- 実は圭一が家を出る前まではまだかろうじて生きてて、時計の裏に何か細工してたところをずっと見てた。圭一が去った後にメモを3行削り注射器を何とか処分したが途中で力尽きた、とか。
- 知るはずのない圭一の行動とかを知ってるってのも怪しい。
- これは前にも書いたから省略。
- 【仮説否定論】
- >時計の裏のメモの破られた3行と注射器の謎を1番うまく説明できるのがこの仮説。
- →むしろ逆。1番説明に困る。
- メモと注射器を処分したなら少なくとも家内のどこかに見つかるはず。ないとしたら家の外に捨てたことになるけど、だとすると部屋に戻ってくる理由が不明。
- →むしろ逆。1番説明に困る。
- >知るはずのない圭一の行動とかを知ってるってのも怪しい。
- 知るはずのない情報をなぜか魅音達に知られてた1番最初の件は、お見舞い時の『昼食何食べた?』でもレナの『豚骨ショウガ味』でもなく、実は序盤で圭一に雛見沢を案内してる道中の『圭ちゃん、最近ブリーフ派からトランクス派に変わったでしょ?』なんだよね。
- つまりこの頃から既に、圭一の情報を知る何らかのトリックがあったことになる。
- その頃はまだ圭一は事件のことをカケラも知らなかったから、このトリックが犯罪目的に用意されたものじゃないと思われる。
- 知るはずのない情報をなぜか魅音達に知られてた1番最初の件は、お見舞い時の『昼食何食べた?』でもレナの『豚骨ショウガ味』でもなく、実は序盤で圭一に雛見沢を案内してる道中の『圭ちゃん、最近ブリーフ派からトランクス派に変わったでしょ?』なんだよね。
レナ達だけはしっかり擁護しておいた(
てかね、ストーリーの大半がレナ達と一緒にいるから、情報量が多すぎて逆に肯定論も否定論も出てこない;
まぁ、うまく棄却できたからよしとしよう(
他にもいくつか仮説立ててみたけど、書くほどのことでもないだから割愛。
いい加減書き終わらないと、綿流し編に進めないからね^^;;
さすがに文書きすぎて疲れてきたよ;
もしかしたら綿流し編以降はあんまり考察しないかもしれないけど、できるだけ考察・推理しながら進めていこうと思う。